「くすぐりフェチ」は、くすぐること、またはくすぐられることに対して強い性的興奮や快感を覚えるフェチです。
一見すると「子供の遊び」や「無邪気なスキンシップ」のように思えますが、「強制的な反応」「抗えない快感」というサディズム・マゾヒズムといった心理的要素を含んでいます。
くすぐりフェチが惹かれる魅力
くすぐりフェチの世界では、くすぐる側、くすぐられる側に分かれており、興奮のポイントがそれぞれ異なりますが、共通する魅力を3つに分類しました。
くすぐりによる潜在的なSMの魅力
くすぐりの最大の特徴は、「本人の意思に関係なく、笑ったり身をよじったりしてしまう」という反射反応です。
くすぐる側は支配欲が満たされる
くすぐる側は、相手を指先一つでコントロールし、笑わせ、暴れさせ、懇願させます。
この「相手の身体の主導権を完全に握る」行為に、強烈なサディスティックな興奮を覚えます。
くすぐられる側の無力感
くすぐられている間、人は抵抗できません。
笑い声とは裏腹に、逃げ場のない状況で翻弄される「完全な受け身状態」や「抗えない無力感」に、マゾヒスティックな快感と安心感を覚えます。
くすぐりの「笑い」と「苦痛」が混じった魅力
くすぐったい時の感覚は、快感であると同時に、行き過ぎると軽い苦痛にもなります。
息ができなくなるほど笑う行為は、脳を酸欠に近いパニック状態にさせ、一種のトランス状態を引き起こします。
この極限状態の興奮が、性的なオーガズムと似た解放感をもたらします。
また、「やめて」と言いながら「笑っている」という、拒否と快感が混ざり合った矛盾した状態そのものが、倒錯的な魅力を生み出します。
目と肌で楽しむ魅力
脇の下、足の裏、脇腹、首筋など、 くすぐりに弱い場所は、同時に皮膚が薄く神経が集中している急所でもあります。
敏感なところを攻める・攻められる行為は、親近感と性的な感情を同時に刺激します。
また、くすぐる際に、逃げられないように手足を縛る、あるいは馬乗りになるといったシチュエーションは、視覚的な興奮を高めると同時に、「逃げ場がない」というマゾにはたまらない絶望感を演出します。
なぜくすぐりフェチになるのか?
なぜ「くすぐり」という行為が、性的な興奮と結びつくのかにはいくつかの理由が考えられます。
幼いころのスキンシップだった「くすぐり」
多くの人にとって、くすぐりは幼少期に親や兄弟と行った最初の激しいスキンシップです。
この時の「楽しい」「愛されている」「触れ合っている」というポジティブな記憶と、身体的な興奮(心拍数の上昇、笑い)が結びつき、大人になってからの親密なスキンシップ、性的なスキンシップとして活用する場合があります。
痛みと快感の感覚をすり替えているから
生物学的に、くすぐったいという感覚は、虫などが肌にいることを察知する防御反応の一種であり、痛みやかゆみと同じ神経経路を通ります。
くすぐられると、脳は「やめてほしい(不快)」と「遊び(快)」の判断に迷い、混乱します。
この時に生じるアドレナリンの過剰分泌や心拍数の急上昇といった生理反応を、脳が「性的な興奮」として誤認することで、快感に変わると考えられています。
ソフトなSM願望を満たせるから
くすぐりは、相手を笑わせ、悶絶させ、支配する行為ですが、鞭で打ったり傷つけたりするわけではありません。
「相手を傷つけずに、激しい反応を引き出したい」、「痛いのは嫌だが、無茶苦茶にされたい」という、ソフトなSM願望を持つ人々にとって、くすぐりは最も手軽で、かつ激しい支配・服従のプレイとなります。
気軽に欲望を満たせて、傷つけたり痛みを伴わず、罪悪感の少ない加虐・被虐の手段なのです。
くすぐりは信頼の証だから
脇の下や腹部など、くすぐりに弱い場所は、動物としては弱点であり守るべき急所です。
弱点を無防備に晒し、相手に触れさせる行為は、「あなたになら何をされてもいい」という究極の信頼と服従の証です。
くすぐりを許可している精神的な結びつきに、強い愛着と興奮を感じます。
くすぐりの種類
くすぐりのターゲットとなる部位によっても、フェチの心理は微妙に異なります。
足の裏
足の裏にくすぐりをするタイプは、足フェチとの複合型が多いです。
足の裏は感覚が鋭敏であり、かつ普段は隠されている、汚くもあり、あまり見れないプライベート感のある部位です。
足の裏をくすぐられることで、「足の裏で笑わされる」という屈辱感を楽しむ傾向があります。
脇の下
脇は弱点であり、においもある、くすぐりのメインになる部位です。
腕を上げさせて拘束し、脇を攻める行為は、視覚的な開放感と恥じらいを強調します。
全身
全身にくすぐりをすることは、特定の部位ではなく、逃げ回る相手を追い詰めたり、道具(羽やブラシ、電動ブラシなど)を使って持久戦を行ったりする、シチュエーション重視のタイプです。
まとめ
くすぐりフェチは、「笑い」というポジティブな感情と、「ソフトSM」というダークな欲望が、「反射的な反応」を通じて満たされるフェチです。
また、くすぐりは手と身体だけでできる親密なコミュニケーションでもあり、SM願望が満たされる性的なフェチでもあり、人によってとらえ方が様々あるということです。
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