「下着フェチ（したぎフェチ）」とは、下着（ランジェリー、アンダーウェア）そのもの、または下着にまつわる行為や状況に強い性的魅力を感じたり、興奮を覚えたりするフェチの一種です。
下着フェチの対象や興奮の理由は多岐にわたり、単なる布地への愛好を超えた、心理的・歴史的な要素が絡み合っています。
下着フェチが感じる魅力
下着フェチの魅力・対象を、主に以下の3つの要素に分類しました。
隠されている部位に関する興奮（心理的要素）
下着は、身体と最も密接に関わりながら、公には隠されているという性質を持ちます。
下着は「人に見せてはいけないもの」「秘密のもの」という意識が強いため、それを見ること、触れること、あるいは脱がせる行為に、禁忌を破るような強い興奮を覚えます。
また、下着によって隠されている部分の身体のラインや感触を想像することに、強い性的魅力を感じます。
これは、すべてを見せるよりも、一部を隠すことで想像力が掻き立てられる心理に基づいています。
また、下着は誰かが身に着けていたという事実、特にその人物の匂いや体温、痕跡が残っている下着に興奮を覚えるのは、身に着けていた人との親密な結びつきを無意識のうちに感じ取ろうとする心理が働いています。
そのため、どんな人が身に着けていた下着なのか、下着の向こう側にいる着用者に対する興味、想像を掻き立てられることをとても重要視します。
行為・シチュエーションへの魅力（状況的要素）
下着そのものではなく、「下着が関わる行為」に興奮を覚える場合もあります。
脱衣の過程といった、下着を着替える、脱ぐ、隠すといった一連の動作やシチュエーションに興奮を覚えます。
これは、次に起こる行為への期待感や、無防備な姿が露わになる瞬間に魅力を感じるためです。
また、特定の下着を着用させる、または特定の状況で脱がせるなど、下着をツールとして利用したマゾ・サディスティックなプレイに興奮する場合もあります。
コスプレをさせることで支配的な感情を満たしたり、普段は目にしない下着のフックを外す瞬間などが例に挙げられます。
また、窃視（のぞき見）といった人が着替える際などに、下着が一瞬見えたり、完全に露わになったりする意図しない瞬間に、強い興奮を覚える人もいます。
意図しない瞬間というのは、雨で透けてしまった下着や、かがんだ瞬間に服の裾から下着が見えてしまう場合です。（チラリズムです。）
衣服としてのデザインと素材への魅力（美的要素）
下着は、身体の最もデリケートな部分を覆うためにデザインされており、造形的な美しさに興奮を覚えます。
下着のデザインと形について、レース、フリル、刺繍などの装飾性や、身体のラインを強調したり、逆に隠したりするデザイン、シルエットに魅力を感じます。
特に、セクシーランジェリーや補正下着のように、デリケートな部分を強調するような視覚的魅力を兼ね備えたものに惹かれることがあります。
また、下着の素材と質感について、サテン、シルク、レース、薄手のコットンなど、肌触りや見た目の質感が興奮の対象になります。
肌に触れたときの感触や、光の透過性が性的な連想を呼び起こします。
また、下着の色と柄についても、特定の色（赤、黒、白など）や柄（水玉、レースの花柄など）に強いこだわりを持ち、それらが持つイメージや象徴性（情熱的、清楚であるなど）に興奮を覚えます。
まとめ
下着フェチは一般的なフェチであり、その魅力は下着のデザイン、質感、そして最もプライベートな部分を隠している秘匿性という、複数の要素が複合的に作用して生まれています。
下着に惹かれることは変なことではなく、惹かれる理由が複数あり、自然なことです。
一方で、盗撮や覗きなどは犯罪に関わる部分もあるため、節度ある行動が求められます。
最後に下着が美しい写真集をご紹介します！
下着フェチの欲求を満たす写真集です。
出版社から出ている写真集で、経済を回し、真っ当に欲求を満たすことができます！
